『エコ社会主義とは何か』ジョエル・コヴェル著、戸田清訳、緑風出版2009年8月

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内容(「BOOK」データベースより)

グローバル化した巨大資本の活動は、地球的規模のエコロジー危機を引き起こしている。温暖化による極地の氷の溶解、超大型暴風や大洪水、海面上昇や珊瑚礁の崩壊、干ばつと大飢饉、世界的水不足、有害化学物質の氾濫、癌や新たな伝染病の増大など、様々な生態学的危機としてあらわれ、ますます容赦のないものとなっている。そして、その対策も、排出量取引や環境にやさしいと称する商品の押し売り、技術的な応急処置にとどまり、根本的な解決には至っていない。本書は、この危機を克服するためには、自然と人間の敵である資本主義を一掃し、私たち人間にふさわしい存在様式、生活様式を取り戻すエコ社会主義を樹立することが必要だと説いている。

 

著者略歴 (BOOK著者紹介情報」より)
コヴェル,ジョエル

1936年ニューヨーク生まれ。イェール大学理学部卒、コロンビア大学医科大学院修了。医学博士。アルバート・アインシュタイン医科大学の精神医学教授などを経て、バード・カレッジの社会研究の教授

戸田

1956年大阪生まれ。大阪府立大学、東京大学、一橋大学で学ぶ。日本消費者連盟職員、都留文科大学ほか非常勤講師などを経て、長崎大学環境科学部教授。専門は環境社会学、平和学。博士(社会学)。獣医師(資格)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


単行本: 521ページ

出版社: 緑風出版 (2009/08)

ISBN-10: 4846109127

ISBN-13: 978-4846109127

本体3400円、書店価格3570円、大学生協価格3213円、著者割引3000円+送料実費

 

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